はじめに
フリーウエイトコーナー。と言われてもわからない、または名前は聞いたことがあるけれどよくわからない、筋トレの面白さに気付けていない方は是非読んで下さい。
フリーウエイトコーナーで運命の出会いがあるかもしれません・・・。
フリーウエイトコーナーとは
フリーウエイトコーナーとはダンベルやバーベルなどが置いてあるスペースです。
筋トレのBIG3と言われるスクワット、デッドリフト、ベンチプレスなどを行う場所であり、ほとんどのジムに導入されているスペースです。
そして筋トレの一番難しいことと楽しいことの両方を経験できる場所です。
筋トレの王道、BIG3
https://hakeblog.com/big-three/
フリーウエイトコーナーへの一歩
私はトレーニングジムに通っています。
私が通っているジムで一番人気があるマシンは断トツでトレッドミル(ランニングマシーン)です。トレッドミルは導入されている数も多く、全部が利用者で埋まっていることも多いです。
恐らく多くの皆さんがジムで一番利用するマシンはトレッドミルなのではないでしょうか。
そして、多くの方のジムでの王道ルートが、動きが固定されている筋トレマシンを何種類かやってからトレッドミルでランニングまたはバイクでの有酸素トレーニングという流れなのではないでしょうか!?
今回のテーマでもあるフリーウエイトコーナーにはあまり立ち入ってはいけないような雰囲気が漂っているし、行ったとしても二頭筋(力こぶ)をダンベルで鍛えるアームカールをする時ぐらいですよね。
私自身、筋トレを始めたばかりの頃はそうでした。フリーウエイトコーナーはもの凄く入りにくかったです。フリーウエイトコーナーは叫びながら筋トレをするようなガチ勢だけが行く場所だと思っていました。
しかしある時、知り合いがフリーウエイトコーナーでベンチプレスをしていて、一緒にやらせて貰いました。初めてやったベンチプレスでした。それが私の初めてのフリーウエイトコーナーへの一歩です。
これがとても大きく大切な一歩でした。
フリーウエイトコーナーこそが筋トレの面白さを教えてくれる場所
初めてのベンチプレスは「とても難しい」の一言に尽きます。
ベンチプレスをやったことはありませんでしたが、チェストプレス(座って状態で手を押して胸を鍛えるマシン)を何回かやっていた私は、ベンチプレスをやることに対して、ある程度の自信がありました。ベンチプレスは寝た状態でバーベルを上げ下げするトレーニングです。知り合いの上げる重量と同じ重量を上げてやろう!と内心思っていました。しかし、バーベルを持ち上げた瞬間、バーベルを上げる、下げる以前に上手く保つことが出来ずグラつくのです。
チェストプレスの時は軌道が固定されているので、若干変な方向に押そうが軌道上を通ってくれます。しかしベンチプレスの場合は支えているのはすべて自分で、軌道も自分の好きな方向に動かせます。なのでちょっとでも変な方向へバーベルを上げれば、バーベルはその方向に持ち上がります。バーベルを安定させる力とコツ、経験など様々な要素が必要になるのです。
そしてそれらがベンチプレスを含むフリーウエイトトレーニングの難しさであるとともに、筋トレの最大の奥深さ、面白さなのです。
私が筋トレを本気で好きになったのはフリーウエイトをやりだしたこの頃です。
この頃から一人でもフリーウエイトコーナーで筋トレをやり始めました。ベンチプレスを上手くなって、せめて自分の体重と同じ重量を上げるためです。
隣では筋肉モリモリの人が重い重量でガンガンやっていました。私は軽い重量、尚且つ汚いフォームだったので、正直恥ずかしさはありました。でもそれ以上に楽しさがありました。
軌道が固定されているマシンと違いフリーウエイトトレーニングはどんな種目でも難しいです。キープすることも難しいし、狙った筋肉に効かせることも難しいです。覚えるまでにとても時間がかかります。
ただ、毎日本当にちょっとずつですが成長している自分を感じられます。そこが楽しさに繋がるので是非皆さんに実感して欲しいです。これが実感出来るようになれば、楽しさを感じられるのと同時に体の見た目も変わってくると思います。
フリーウエイトコーナーへ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
※フリーウエイトトレーニングは転倒など危険に繋がる場合があるので、最初は軽い重量でフォームを意識して行うことから初めてみることをお勧めします。
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